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蛋白尿

学校で行われた尿検査で、蛋白尿という結果が出るとあらぬ疑いを掛けられるのが定番となっていますが、実際の蛋白尿は重大な病気の判断基準になるものなのです。
蛋白尿を引き起こす病気とその症状、蛋白尿を回避するための対策などについて解説していきます。

蛋白尿を知る

蛋白尿は、血液中に含まれているたんぱく質が尿に漏れ出ることで起こる症状です。本来、体内に取り込まれたたんぱく質の大部分は細胞の新生などで消費されるため、微量のたんぱく質が尿に含まれているのですが、病気などが原因になって多量のたんぱく質が尿に含まれてしまうことがあるのです。

判断基準

蛋白尿は血尿と違って、排尿時に視認できるものではないので多くの場合、尿検査の際に発見されます。基本的に、健康な尿に含まれるたんぱく質の総量は一日あたり100mg程度で、一回の排尿に含まれるたんぱく質の量は更に少なくなります。尿中のたんぱく質は、尿検査における「尿蛋白」の検査で判別され、1dlあたり15mg以下の時は「陰性」、1dlあたり15mg以上30mg以下の時「擬陽性」、30mg以上の場合「陽性」と判断されます。一般に蛋白尿と呼ばれるのは、陽性となった場合だけを指します。

種類と原因

蛋白尿には、病気で起こる場合と生活内容によって起こる場合があります。そのため、学校での尿検査では蛋白尿が出ると先生から病院での再検査を指示されるための呼び出しを受けることがあります。この分類には含まれませんが、妊娠している女性にも蛋白尿が見られることがあります。

起立性蛋白尿

起立性蛋白尿は、いわば良性の蛋白尿で学童に見られる現象です。腰を曲げることで腎臓の静脈が圧迫され、尿にたんぱく質が混じってしまうことで発生します。尿検査の尿蛋白の項目で発見されることが多い蛋白尿といえます。

運動性蛋白尿

運動性蛋白尿も、良性の蛋白尿です。激しい運動の後などに見られますが、特に腎機能などの疾患は見られません。

病的蛋白尿

病的蛋白尿は、病気を原因として起こる蛋白尿です。一口に「病気が原因」であるといっても、病気の起こっている部位によって更に分類されます。

腎前性蛋白尿

腎前性蛋白尿は、腎臓に流れ込む血中のたんぱく質の量が多くなったために起こる蛋白尿です。原因としては多発性骨髄腫があります。

腎性蛋白尿

腎性蛋白尿は、腎臓が持っている血中のたんぱく質を通さない機能が低下したことによって発生する蛋白尿です。原因としてはネフローゼ症候群や糸球体腎炎などの腎機能が低下する病気や糖尿病が疑われます。

腎後性蛋白尿

腎後性蛋白尿は別名「破綻性蛋白尿」とも言います。腎後性蛋白尿は、泌尿器の血管からたんぱく質が尿内に漏れ出ることで起こります。泌尿器の腫瘍や尿路結石が原因として疑われます。

蛋白尿の対処法

尿検査で蛋白尿が検出されても、起立性や運動性などの一過性の蛋白尿であることがほとんどといえます。そのため、尿検査で蛋白尿が検出された場合は必ず再検査を行います。

治療

蛋白尿は、病気の症状として出現しているものですから原因となっている病気を特定して適切な治療を行う必要があります。再検査で蛋白尿が出た場合、出来るだけ早いうちに精密検査を行う必要があります。

生活面での対策

蛋白尿を引き起こす病気は、高血圧や食事の偏りなどに起因するものがほとんどです。つまり、食事や運動などの生活面での摂生を心がけていれば発病リスクを低減することが出来る病気であるといえます。食事面では、たんぱく質・糖分などの炭水化物・塩分の摂り過ぎに注意し、健康面では適度な運動を行うなどの対策が重要です。

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